主体的?
主体的?
不思議に思ったことはありませんか?
同じ病名を持つ患者さんでも、
・ある人は良くなって
・ある人は変わらない
実際によくある話です。
あまりに普通なので、誰もその原因については
深く考えないかもしれません。
”体質”
という分かったような分からないような曖昧な
言葉で結論づけようとするかもしれません。
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確かに体質によるところはあるでしょう。
体質とは、身体のクセとか、生活習慣までを
含めたものだとここでは考えます。
しかし、
病気が治る過程においてその土台とも
いうものがあります。
それが上にも書いた
「主体性」
ということになります。
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治療における主体性とは、
”自分のハッキリとした意思を持って治療に関わる”
ということです。
自分の体は自分で治すしかありません。
これは動かせない事実です。
「誰かが治してくれないから」
「誰も助けてくれないから」
「病気が重いから」
「難病だから」
と
・誰かのせい
・何かのせい
にしているうちは治る力が働きません。
つまり身体が”許可を出さない”のです。
そもそも、病気とは
「本来の自分から外れている」
という ”お知らせ”
でした。
外れたままなのに、お知らせを止めるわけには
いきませんので、病気はそのままとなる理屈は
お分かりいただけると思います。
”治すのは自分しかいない”
”自分の病気は自分で治す”
まずは、そう思うこと。
それが主体的である、という状態ですし、
治るための大いなる前進です。
そこから具体的に治るための行動を始めていきます。