「この人を救いたい」と思いながらも方法が分からずに苦しんでいるあなたへ

夜の訪問治療

夜の訪問治療

自宅でそろそろ夕飯を、という頃。
Oさん(80代女性)から電話がきました。
夜の訪問治療
「センセ~、下痢と吐き気が止まりません。
今から来ていただけますか?」

地面の底から聞こえて来るような声で、
具合が悪いのがすぐにわかりました。

Oさん宅はいわゆる「老老介護」
認知症のご主人をOさんが介護されています。
Oさんが動けなければ、家の中のことをする
人がいません。

Oさんは、体質的に鍼灸が合うようで、
施術の後は元気になられることが多いです。

私は飲もうと思っていたビールをしまって(笑)
Oさん宅へ向かいました。

ーーー

施術を終えると「多少落ち着いた」というOさん。
大抵、効果が出るのは少し後です。

下痢と吐き気、という症状は感染症に多く
みられます。

念の為に後ほど往診専門のドクターの診察も
受けてもらうことにしました。

ーーー

次の日にOさん宅へ伺うと、まだ弱々しさが
残るものの

「センセ~、あの後ラクになりました~」

と笑顔が見られました。

以上、ある日の訪問治療の一コマでした。

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