正しくない研究もある「脂肪と心臓疾患」
2015.03.12
カテゴリ:ブログ
正しくない研究もある「脂肪と心臓疾患」
アンセル・キーズという、ミネソタ大学公衆衛生研究者
が7カ国の人々を対象に食事中の脂肪から摂取する
カロリーと
心臓疾患による死亡についてほぼ間違いのない相関関係を
示したことがあります。
20世紀中ごろのことです。
しかし、そこにはフェアでない部分があり、
キーズはこの相関関係に合わない国、
例えば、国民が沢山脂肪を摂取しているのに
心臓疾患にならない国や、低脂肪の食事を
していても致命的な心臓発作の発生率が
高い国などは無視しました。
例えばこのような研究が大きく取りざたされることで、
誤った知識が広がる契機となります。