運動と認知機能とインスリン感受性
2015.06.06
カテゴリ:ブログ
運動と認知機能とインスリン感受性
運動が、認知機能やインスリン感受性に良い影響を与えます。
①高齢女性において、長期間の定期的な身体活動の増加は
・認知機能の向上
・認知力低下の減少
と密接に関連した。
具体的には、身体活動が増えると
・認知力は、約3歳若返るほどに匹敵
・認知機能障害のリスクは、20%低下
する。
②運動はインスリン感受性を高める
・生活習慣を変えないグループ
と
・週に3日の運動するグループ
を作り、16週間後にヘモグロビンA1cの
値を測定した。
生活習慣を変えないグループは、0.28増えた。
運動したグループは、0.73減った。
0.73というこの数字は、値が6.0の人の場合、
運動によって減った割合は、およそ12%となり、
これは
「糖尿病の薬とも肩を並べる効果」
と言えます。