どこまでが運動か
2015.06.07
カテゴリ:ブログ
どこまでが運動か
「まあ、身体は動かしてるけど・・」
そんな声をよく聞きます。
普段の家事などは運動に入るのでしょうか?
こんな研究があります。
ーーー
ラッシュ大学のアロン・S・ブックマン博士による
「記憶と老化プロジェクト」
という研究があります。
この研究は、日常的な運動がアルツハイマー病
にかかるリスクにどのように影響するかを調べました。
すると、比較的じっとしているグループと
様々な種類の活動をしているグループとの
間には”著しい違い”がみられました。
ここでいう”活動”とは
・料理
・皿洗い
・トランプ
・車イス押し
・掃除
などを含みます。
平均年齢82歳の716人いた人たちのうち、
3,5年の間に、71人が進行したアルツハイマー病
になりました。
日常の身体活動の少ない人たちは、
活動の多い人たちに比べて、
アルツハイマー病になるリスクが
230%増した
ことがわかりました。
活動の強度(運動量の多い)人たちの下位10%と
上位10%を比べると、下位だったグループは
アルツハイマー病にかかるリスクは3倍近くになる
ことがわかりました。