結末の体験
2015.09.08
カテゴリ:ブログ
結末の体験
約束を守らせたいなら叱らないことです。
その代わりに、結末を体験させます。
18時の夕食まで帰ってくる、と子どもが
約束したとしましょう。
それが、結局遅くなった場合、親の立場の
あなたはどうしますか?
叱るかもしれませんね。
しかし、叱ると子どもは約束を守ることが
身に付きません。
約束を真の意味で守る大切さを教えられずに、
”口うるさく言われるのが嫌”という理由で
約束を守るようになるからです。
このような場合では、口うるさい人がいなければ、
子どもは簡単に約束を破ります。
つまり、最初から約束を守る、ということが
身についていないのです。
身につけさせたいのなら、
「18時の夕食に遅れたら食事は出しません」
と事前に約束を交わしておき、子どもが遅れたら
親は淡々とその約束、つまり「食事を出さない」
約束を守ります。
叱る、クドクドした小言は全く不要です。
罰を与える必要もありません。
結果を体験させ、約束が守られなかった結果が
どうなったのかを知らせることが何よりも
大切なのです。