課題を分離する練習
2015.10.17
カテゴリ:ブログ
課題を分離する練習
アドラー心理学には「課題の分離」という考え方があります。
これは、問題を課題と言い換え、その課題を放置した場合に
困るのは誰か、を冷静に考えてから行動する、というものです。
私たちは、えてして問題があることにのみ気をとられ、
・解決しなきゃ
・ああなったらどうしよう
と積極的に不安になります。
それも一つの学びではあるのですが、
それが過ぎたら
「ところでこの問題って放置したら誰が困るの?」
と冷めた感覚で考えてみてはいかがでしょうか?
課題が問題と認識されているうちは、誰かの課題を
その人が勝手に背負っているのです。
自分の課題を背負われた人は、責任がありませんので、
ますます行動しなくなります。
普段から軽い課題を見つけたら、課題の分離をしてみる
練習をおススメします。
私たちは気づかないうちに感情にどっぷりと
浸っているので、最初からきれいに分離なんて
出来ません。
練習に練習を重ねて出来るようになります。
その結果、
・本当に必要なこと
・相手を真の意味で助けること
が見えてくると私は思っています。