治る人
治る人
ご存知のように治療効果が出る人と出ない人がいます。
・良くしたい
・良くなりたい
と思っていても、治療効果が出易い人と
出にくい人がいます。
薬だって人によって効き方が違いますね。
お酒も1杯で顔が真っ赤になる人もいれば、
いくらでも飲める人がいます。
身体は皆そんな風に反応がそれぞれに違うのです。
整体や鍼灸、マッサージでも同じことが言えます。
また、いつも書いていますが、人は人形では
ありません。
何らかの意思を持った存在です。
すると、単に肉体といっても意思を持った
肉体なので、モノとは違います。
そこも考慮すれば、それぞれに受け止め方、
反応の違いが現れるのは当然と言えるでしょう。
もちろん、そこには治療を加える側、つまり
施術者の意思まで関係してきます。
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さて、治療効果が出る人と出ない人の違いは
何でしょうか?
理由は沢山ありますが、今回ひとつだけ挙げます。
それは、
”目的があるか”
ということです。
・生きる目的
・治ったら○○をやりたい
そんな目的です。
人は、
・ただ治りたい
と願うだけでは治りません。
自分自身でも実はよく分かっているのです。
深いところでは。
目的に向かえていないから、治らないことを。
ですから、いくら口先でごまかしたところで、
治療効果が出ない人は、出ません。
人のトイレを代わってあげられないように、
こればかりは他人が代わることが出来ません。
本人がしっかりと向き合い、進んで行くしか
ないのです。
だって、病気はその為の、次に進むための
メッセージなのですから。